今年のゴールデンウィークは1泊2日で島根・鳥取へ行ってきました。
今回の旅行をこの2県に決めたのは「サイクリングロード(出雲路自転車道)」があるからだったのですが、駐車場の関係で松江しんじ湖温泉駅からではなく出雲縁結び空港近くの「宍道湖西岸なぎさ公園」からスタート。
いままで出雲大社へは何度か行ったことがあったのですが、ただ参拝して帰るだけだったので実質はじめての島根旅行という感じです。
宍道湖西岸なぎさ公園の駐車場のまわりは見わたすかぎり田んぼといった感じで、ちょうど田植えの季節ということもあり、作業中の人やトラクターをけっこう見かけました。
この日はお天気もよくて気持ちよくスタートをきれました。
駐車場からサイクリングロードまでそんなに距離はなかったのですが、ただひたすらに田んぼの横を走る感じにはなっていました。
田んぼとともに畑も地元よりも面積が広く感じたのですが、畑ではちょうど玉ねぎが収穫の時期だったようです。
ただ、玉ねぎを並べて葉の部分を草刈り機で切るという衝撃映像をみてしまい、収穫量が多いと便利な技がでてくるんだなと感心しました。
地図では道なりにすすむ感じでかいてありますが、要所要所にサイクリングロードを示す看板があるので迷うことは少ないかな?と思います。
ときどき「ここを通るの?」といった感じの狭い通路もあったので、ゆっくりしたスピードで自転車を楽しむ感じの方がよいかもです。
宍道湖西岸なぎさ公園の駐車場からだと片道約30㎞くらいの道のりですが、はじめの10㎞はただひたすらに川土手を走る感じになっています。
左手には草むら(たまにグランド)、右手には民家といった風景が続きます。
この日はゴールデンウィークの平日ということもあって、川土手では小学生がグラススキー?を楽しんでいました。
あとで知ったのですが、ゴールデンウィークが飛び石になっているときには授業をしない学校もあるとか。
「うちの子が休んでいるときに授業をすすめないでください!」というなかなか勝手な苦情もあるとのことなので、本当に先生方お疲れさまですという気持ちになりますね。
川土手ゾーンが終わると、つぎは町並みゾーンへ入っていきます。
こちらはずっと用水路の横をサイクリングする感じなのですが、道路ではなく歩道をすすむので(自転車用の標識あり)、わき道から出てくる人や車に注意が必要でした。
出雲大社へはグルっと大まわりするかたちのルートになっているようなので、車ではなかなか通らない場所かなと思います。
ただサイクリストとすれ違うことがほとんどなかったので(川土手で2人くらい)、慣れた人は別のルートを走られているのかもしれません。
川沿いや用水路沿いから離れたな~と思ったら、もうすぐ目的地「出雲大社」の近くです。
海が見えたときには「やっと日本海が見れた!」って感じでした。
この「きづき海浜公園」あたりの道には普通に砂があり、かなり自転車が滑るので走行には注意が必要でした。
いままで砂の上を自転車で走ることがなかったので、本気でコケそうになり危なかったです。
稲佐の浜の交差点をまがり、駐輪場のある「島根県立古代出雲歴史博物館」まではゆるやかな坂になっていますが、このあたりから人も車も多くなります。
出雲大社の入り口を通りすぎてすぐくらいに「島根県立古代出雲歴史博物館」はみえました。
道路にいた警備員さんに促され駐輪場へ停めたのですが、サイクルスタンドがひとつしかなかったので大人数だとどうするのかも気になりところです。