最近、サイクリングではなくポタリングという言葉をよく聞くようになったのですが、ポタリングってなに?という状態だったのでちょっと調べてみました。
まず、サイクリングとポタリングは自転車に乗って出かけることは同じらしいのですが内容はかなり違いがあるみたです。
サイクリングはスポーツとして扱われることが多い
サイクリングは、自転車で一定の距離を速く走ることが目的になることが多く、一般的にスポーツとして扱われるようです。
サイクリングの競技では、速度やタイム、距離などで競うのですが、競技選手またはサイクリストと呼ばれています。
サイクリングにはいくつかのカテゴリーがあって、一般道を走るロードバイク、山道など険しい場所も走るマウンテンバイク、トラックと呼ばれる競技場を走るトラックサイクリング、自転車に乗ってポロをするバイクポロなどが含まれるそうです。
トラックサイクリングは競輪でイメージがしやすいですが、バイクポロという競技は初めて知りました。
サイクリングの特徴
サイクリングは自転車のスピードやパフォーマンスが重要になるので、速いスピードで走れるよう専門的な装備が大切になってきます。
サイクリング用の自転車はフレームが軽かったりしなやかだったり、多くのメーカーがあるので選ぶ楽しみもありますが、ヘルメットやサイクリングシューズなどの装備もいろいろな種類や形状のものがあるので意外とそろうまでに時間がかかったりします。
基本的には長距離を走ることの多いサイクリングですが、それなりに体力がいるので必要に応じてトレーニングや体力づくりが必要になってきます。
多くの人が競技会やレース、イベントに参加することが目標なので、なるべく足切りにならないよう普段から努力をされているようです。
サイクリングで長距離というと一般的には数十kmから数百kmに及ぶライドになりますが、自転車初心者の私はひとさまに迷惑をかけないようイベントでは30㎞~40㎞くらいの短めな距離を選ぶようにしています。
レースやイベント以外でも、SNSなどで仲間をつのってグループでサイクリングをすることもあるようですが、こちらも比較的ながめの距離を走ることが多いようです。
自然を感じることのできるポタリング
ポタリングは "ぶらぶらすること" という意味で、「自転車に乗ってゆっくりと景色を楽しむ」ことを目的にしているので、自転車に乗って気ままに散歩するといった感じになるそうです。
気楽に自転車を楽しむのでリラックスした雰囲気で、ストレス解消や自然を満喫したい人に人気が出ているみあいなのですが、徒歩での散歩よりも遠くに行けることも魅力のひとつなのでしょうね。
ポタリングを楽しむ人を“ポタリスト”と呼ぶそうです。ちょっと美味しそうなネーミングですね。
ポタリングの特徴
ポタリングは速さよりものんびりとしたペースが重要になるので、時間にとらわれることなく景色を楽しみながら走ることが目的になります。
とくにポタリング用の自転車というものはないので普段使っている自転車で十分ですが、最近はミニベロタイプでポタリングを楽しんでいるひとをよく見かける気がします。
レンタルサイクルでもスポーツ系の自転車よりもミニベロの取り扱い台数が多くなっているようなので、少人数でゆっくりと自転車を楽しみたい人が増えているのかもしれませんね。
ポタリングは目的地を決めないで自分の体力と相談しながら自転車に乗ることができるのと、ゆっくりとしたペースで自然を満喫することができるのでストレス発散にとても良いそうです。
サイクリングとポタリングの両方を楽しむ
我が家ではイベント大好きな旦那さんがいるため、基本的にはサイクリング派になるのだと思うのですが、お花見や紅葉のシーズンにはポタリングの要素を取り入れたサイクリングを楽しみたいですね。
そのためには、サイクルコンピューターをつけないで走る日というのも作っていけたらなと思います。