今年も「グランツールせとうち」に参加してきました。
昨年は1番短い40㎞だったのですが、今年は70㎞を飛び越えて100㎞へエントリー。
よくよく考えてみたら私は100㎞という距離を走るのは初めてということに気づきました。
スタート地点の向島運動公園についたら、すでに170㎞・140㎞の人たちがスタートされていて、会場にも100㎞の人たちがワラワラといろいろな場所で出発までの時間を過ごされていたようです。
他のサイクルイベントだと受付をしてからスタートなので受付を探していたのですが、グランツール瀬戸内は参加券?に書いてある時間になったらスタート地点へと順番にいくことで受付ということでした。
この日は朝からとっても良いお天気で、上着は必要なかったかな?と思ったのですが、ひとつめのエイドに着くまでは海風がひんやりしていたので途中で脱ぎ着できるのがベストな感じでした。
グランツールせとうちコースの特徴
しまなみミドルコース(約100km)
[最大走行時間]8時間50分/[必要平均速度]12km/h
コース:向島運動公園→因島→生口島→大三島→伯方島→大三島→生口島→因島→向島運動公園
必要平均速度は最大走行時間で計算した速度なんでしょうね・・・
12㎞/hで走る人は見かけなかったと思います。
ひとつめのエイドは因島のHAKKOパークで、40㎞コースの人たちのスタート地点のにもなっている場所でした。
そこではパンをもらってモグモグ食べていたので、すっかり写真を撮ることを忘れてました・・・。
HAKKOパークを出てからは生口島にあるシトラスパーク瀬戸田へむかいます。
が、このシトラスパーク瀬戸田は山の上にある施設なのでたどり着くまでにはヘトヘトになっていました。
はじめから途中で自転車をおりて歩くつもりで臨んだので、旦那さんには先にいってもらいました。
自分の周りから「きつい!」という声がチラホラ聞こえてきて、同じように歩く方もいたので「お仲間ですね」と心のなかで声をかけていましたね。
自転車にのってはおりて歩くを2~3回繰り返してやっと頂上にたどり着いてからは、エイドまで下り坂だったので一気におりてみました。
ゼーゼーいいながらもマカロンを食べていたら、誘導スタッフの方から「去年はここからの下り坂で負傷者が何人か出てね~(笑)」と聞いてしまったので、気をつけながらゆっくり行こうということに。
シトラスパークの園内を通っておりていく感じだったのですが、桜がまだまだ咲いていて桜吹雪がめっちゃきれいでした。
気持ちよく走りながらも「急カーブあり」「ヘアピン」「減速」といった紙を持たれてるスタッフをみるたびに、去年の事故は本当にひどかったんだなと。
来年もイベントに参加するようなら、このことは忘れないようにしたいと思います。
無事に山をおりてからは普段から走っている道を進むだけなので、ここからは気持ちを楽にすることができました。
大三島のエイドは行帰りともに寄ることになっていたのですが、長い距離の方たちのスタート可能時間?とかぶったりしていたので、とにかく邪魔にならないようにと逃げるように隅っこへ行くようにしてみました。
ここからは「ドルフィンファームしまなみ」を目指してのんびり進む予定だったのですが、ちょいちょい一般の方もサイクリングされていたので追い抜くことが増えて、結局はのんびりになりませんでした。
エイドに着いたら「ちくわ」と「バナナ(好きなだけどうぞ)」が配られていて、ちくわを食べながら海を見ていたら、ここにビールがあったら最高過ぎるなぁ~という気分でした。
イルカは遠くて見えなかったのですが、また会いにきたいなと。
本当はこの「道の駅 伯方S・Cパーク」で塩ラーメンを食べる予定だったのですが、ちくわでお腹が満たされてしまったので、そのまま大三島へ戻ることに。
ただ、大三島を走っているとラーメンはあきらめたはずなのに、やはり食べたくなったので「しまの店さよ」に寄っちゃいました。
レモンラーメン630円
こちらのお店では券売機で券を買うと厨房にも伝わるので、あとは席に座って待つだけなんですよね。
このシステムを忘れていた旦那さん券を持ってお姉さんに声をかけていたので、次に来た時も同じことをするんだろうなと。
ちなみに私はラーメン(500円)を美味しくいただきました。背あぶら好き。
ラーメンを食べ終えてすぐくらいに次のエイドの瀬戸田中学校へ到着。
こちらでは「レモンようかん」をいただいたのですが、これがめっちゃすっぱくて美味しかった!
あんこの味がわからないくらい(笑)レモンようかんでした。
オンラインショップがあるようなので、これから長距離を走るときには準備しておきたいと思います。
お腹も満たされて「JAおちいまばり しまなみ共選」にある大三島のエイドに戻る途中、優雅にお昼寝しているヤギを発見!
私の足が終わった感がすごかったので、このヤギさんたちには癒されました。
動物はみてるだけで元気がもらえますね。
ただこのあたりから140㎞・170㎞の団体さんに追い抜かれることが増えてきたのですが、ペースが違いすぎるのと、団体で抜かれるので威圧感がすごくて、どうやっても自分が邪魔にしかなっていないようで申し訳ない気分でいっぱいでした。
ちょっとした坂道でも「しんどい」「坂道なんてこの世からなくなれ」と口が悪くなっていたので、因島のエイドではしっかりと休憩をとりました。
こちらもまだ桜が残っていてくれて、晴れた空にとっても映えていましたね~。
ここからはただひたすら帰るだけだったのですが、同じくらいのペースの方たちと団子状態になったりで、因島大橋の時点で私の心はポキッと折れておりました。
高所恐怖症にとって因島大橋は怖くてたまらないんですよね・・・暗いし、音大きいし。
ゴールが見えたときには「やっと終わる(泣)」と思い、アナウンサーのお姉さんの声も嬉しく感じたのですが、疲れきっていて写真を撮ることもできませんでした。
旦那さんはとても楽しかったようですが、私はとにかく疲れたなと。
自転車で疲れているのか、食べ過ぎて疲れているのかもわからなくなっているうえ、家に帰ってから体重を量ってみたら朝とまったく変わっていませんでした。
これからどのサイクルイベントに参加するの決まっていませんが、次回は「体重を減らして帰る」を目標にしたいと思います。