グラン・ツール・せとうち2023　40㎞コースに挑戦

しまなみ海道でイベントが開催されているのは地方ニュースなどで知っていたのですが、まさか自分が参加するとは思ってもいませんでした。

グラン・ツール・せとうち2023に参加したころはグラベルロードに乗り始めて１年を迎えようとしているくらいのときで、多くの人と一緒に自転車で走れるのかが一番心配でした。

旦那さんがキラキラした目でどうしてもエントリーしたいということで、グラン・ツール・せとうち2023のコースを確認してみたら

・しまなみハッピーコース40㎞・しまなみショートコース70㎞・しまなみミドルコース100㎞・しまなみマスターコース140㎞・しまなみエクストラコース170㎞

と5種類のコースがあったので、サイクルイベント初心者の私たちは「しまなみハッピーコース40㎞」へエントリーすることに。

問題なくイベントに参加できるように、自分がエントリーしたコースの情報をしっかりと事前学習してから行ってみました。

それぞれのコースでスタートの場所や時間が違ったので、当日のあさ駐車場に車で向かっているとすでにスタートされているたくさんのサイクリストの方とすれ違い、スタート地点だけでなく交差点付近でもスタッフの方が誘導されていたのでイベントの大きさを改めて感じてめちゃくちゃ緊張していました。

しまなみハッピーコースのスタート地点は万田発酵本社の横にあるHAKKOパークで、駐車場につくと車の中からロードバイクを出して組み立てている人が多く、ナンバーを見てみたら県外の方ばかりでした。

「移動の距離が長いと自転車のタイヤをはずしてから運ぶ方が便利なんだろうな～」と思ったのですが、自分がするとしたらパーツを壊しそう・・・という不安の方が強いので、とうぶんチャレンジするこはなさそうです。

スタート地点へ行ってみると他のコースのエイドステーションにもなっていたので、熱気がすごくて自分もつられてなんとなく気分があがっていました。ただ、いろいろな所を見てまわる勇気もないので、スタートまでボーっとしていたら知らないおじいちゃんが話しかけてきたので

「誰！？」

と思いつつも会話を続けていたら、どうやら「グランツールせとうち」の常連さんらしく、年齢も90歳だということがわかりました。毎年このイベントが楽しみで、いままではママチャリで参加していたけど今年は電動自転車に変えたということを楽しそうに話されていました。

自分も90歳になっても自転車に乗れていると良いな～と思ったのですが、まだ折り返し地点くらいの年齢なのでこの先おなじくらいの年月を過ごすのか・・・と考えたらおじいちゃんの凄さが倍増しましたね。

そしてリュックの文字が素敵すぎでした。

スタート時間が近くなってきたら順番に受付をすませて前につめるように並んで行って、イベント関係者の方の合図で順番に出発。

このイベントは基本的に追い抜き禁止だと聞いていたので、坂道などで抜くときには「抜きます」や「横を通ります」などの言葉かけをされていて、そんなルールがあることも知らなかったので、たくさんのことがわかってくると緊張もほぐれてきてまわりの景色を楽しむ余裕もでてきました。

そして我が家ではこの日のためにワイヤレストランシーバーを準備していたので、旦那さんと縦並びで普通に会話しながら走ることができたのですが、たまに大人数の列にハマってしまったときには別の人が「なに？」と返事をすることもあったんです。これは今後の課題ですね。

エイドステーションが近づいてきたよと旦那さんからいわれたとき、「もうそんなに走ったんだ」という感じだったんですが、これはイベントだからかいつもよりも体が軽く感じるのかな？と思っていたらエイドステーションに着いた瞬間、ドッと足が重く感じたのでただテンションがあがっていて気づかなかっただけだということがわかりました。もっと筋力をつけなければなりませんね。