かなり前から申し込みをしていた2023サザンセト・ロングライドinやまぐちに参加してきました。
ショートコース(約70㎞)に申し込んでいたのですが、朝6時に受付開始ということでイベント参加では初めての前泊というものをしてみました。
泊まったのは柳井駅近くのビジネスホテルで夫婦別々の部屋をとってみたのですが、緊張していたからか寝付けない&目がすぐに覚めるという最悪なコンディションで朝を迎えてしまいました・・・
行きの車の中で旦那さんはどうだったか聞いてみたら、彼も同じように寝れなかったようで、前泊するときにはホテルをしっかりと探そうという結論に達しました。
ホテルの防音設備や寝具って重要ですね・・・次は口コミも参考にしてコンディションばっちりで朝を迎えたいと思います。
5時半過ぎにはホテルをでたので、6時前にはスタートとゴールになるアデリーホシパークに到着。
すでに受付をすまされたロングコースの方たちスタンバイされていたのですが、ショートコースの人数の4倍以上の900人ということでかなりの熱気になっていました。
20人くらいが順番にスタートしていくので、私たちが受付を終えるくらいまでロングコースの方のスタート音が聞こえていましたね。
駐車場に着いたころはまだ夜が明けていなかったのですが、ショートコースのスタートの7時30分まえには明るくなってきたので、緊張もちょっとずつほどけていたかなと。
ただ並ぶのが早すぎて前の方でのスタートになってしまい、めちゃくちゃ嫌だったのですが旦那さんはとても嬉しそうでした・・・緊張感のないオッサンです。
ショートコースの参加者のなかには副市長さんや女性の議員さん?も参加されていて、町ぐるみでサイクルイベントを盛り上げている感がすごかったです。
ユーチューバーの“まーちゃん”さんもゲストで来られていて、お見かけするのは2度目だったのですが相変わらず美人さんだなぁと。
スタイルもいいのに脚力もあるなんて、神様は不公平だなと思ってしまうアラフィフ女子です。
スタートしてしばらくするとサイクリストを山道がお迎えしてくれました。
いやいや、どんだけ坂をのぼらせるの!?という前半山盛りの上り坂ですが、これでは最後まで体力がもたないということで、私は早めに自転車をおりて歩くことに。
ある程度、体力が回復して息が整ってからふたたび自転車で坂をのぼってみました。
このイベントに参加する前なんども確認したのに「そんなにもきつい坂道はないよ~」といわれ、なら大丈夫かなと申し込みをしたのですが、どうやら今回もだまされていたようです。
坂きらい・・・
坂の途中では町の方たちが応援してくれていたのですが、おじいちゃんおばちゃんの団体さんに「がんばれー!」といわれると、もう恥ずかしさでいっぱいになって早くこの場を立ち去りたい気分しかありませんでしたね。目だったりするのが苦手な陰キャラな私です。
ただ、山道をのぼりきってからの下り坂はめちゃくちゃスピードが出るうえ、長めの距離があったので気持ちいいけど「こわっ!」っていう感じでした。
パンフレットに“下り坂急カーブがあります!”と書いてあったのですが、まったく見ていなかったので心の準備ができていませんでした。
楽しい下りはすぐに終わり山をおりたら海沿いを走るコースに。
坂も少なかったので楽しくサイクリングできましたのですが、お天気が曇り時々雨だったので景色を楽しむというのは半減していた感じです。
ただ日差しがないので日焼けの心配が少なくてこれはこれで良かったなと思えました。
海沿いをしばらく進むと1つめのエイドステーション「伊保庄マリンパーク」に着きました。
メッセージの書いてあるバナナ♪ 美味しくいただきました。
のんびりとご飯を食べたかったのですが、各エイドステーションに到着する制限時間がもうけてあるので、次のことを考えてあまりゆっくりしないで出発。
山道さえなければこんなにも制限時間を気にしなくてよかったのかも、と自分の体力のなさは棚に上げながら走っていました。
海沿いだしもう坂はないだろうと言っていたのに、この言葉は見事に裏切られみごとな山道が待ちかまえていました・・・
山道に入る前の平たんな道沿いでは、町の人たちが家の前にでて応援してくれて気持ちよく走れていたのに。
いつまで坂道が続くのと思いつつちょっとだけお腹の調子に不安があったので、無理のないよう歩いたり軽いギアでのぼったりとワチャワチャしながら山道を登りきりました。
よゆうな顔で坂道をはしる旦那さんに毒を吐きつつ、つぎのエイドステーション「道の駅上関海峡周辺」に到着。
こちらではソフトクリームをすすめられたのですが、雨で肌寒かったのであきらめて飲み物をいただきました。晴れてたら食べたかったな。
このエイドは海の近くにサイクルスタンドがあったので、いろいろな自転車がならんでいて壮観な感じがしました。
人も多くなってきたので、制限時間も気にしつつ次の地点へと出発、このエイドを出たら残すはゴールのみです。
ただ、しまなみ海道のイベントのようにスポットで写真を撮るという機会が少なかったので、どこかで写真が撮れないかと思っていたらちょっといい感じの橋を発見。
ガードレールも黄色なので「THE山口県」といった写真が撮れました。橋といっしょに映してしまった参加者さんも同じようなことを考えられていたようです。
このあたりからロングコースの人たちとも合流することが増えたのですが、ロングコースは120㎞なのでどんなスピードで周防大島をまわったらここにたどり着いたのかが気になって仕方ありませんでした。
ゴールが近づくにつれて私のお腹にちょっと不安がでてきたので、途中コンビニによったのですが学生ぽい定員さんに「ロードバイク乗られてるんですか?」と話しかけられてビックリ。
イベントに参加していて、いまその途中でコンビニによったことを説明したら、その子もロードバイクに乗っているらしく「イベントいいですね~」っという感じのことを言われていました。
コンビニの店員さんに話しかけられることなんて今まで1度もなかったので「ロードバイクってすごいな」とただただ感心していました。
コンビニをあとにしてからは、はじまりの地へ戻っていくということで地味に山道を進むことになります。
もうすぐ終わると思ったからかいろいろな感情が湧き出てきて、自分でも驚くくらいの情緒不安定な状態で自転車をこいでいました。
ホント毛穴という毛穴からネガティブが解放されらような感じで、とりあえず旦那さんにあたってみるみたいな(笑)
ゴールも坂のうえにあるので「先に行って」というのに「ここまできたら一緒にゴールするでしょ!」と怒られ、なぜか半泣きでゴールしてしまうことに。
まさか半泣き状態でゴールするとは思ってもいませんでしたが、ゴール後は自転車と一緒に写真を撮ってもらい、やっと走り終えたという実感がわいてきました。
顔面が情緒不安定だったので、別の写真も顔は映らないように撮っていただきました。
これまでのイベントやサイクリングでは土産が買えなかったのですが、今回は会場で土産が売られていたので無事に買うことができました。やっと知り合いに配ることができます。
走行距離も今までで一番長い69㎞だったので、きっと少しは成長しているはず!?と思います。
帰りの車の中で「サイクルイベントは緊張するし自分のペースがわからなくなるから年に1回くらいでいいかな」と思っていたら「次はどのイベントに参加する?」とキラキラした目をしながら話す人がとなりに。
この様子だと3か月後くらいにはふたたび全身の毛穴からネガティブを放出することになりそうです。
それまでに体力つくかな、冬は寒いだろうな。
関係ないけど柳井市の金魚かわいかったな。